2010年6月3日木曜日

テキサスで災難


朝にテキサスのメキシコ国境地帯の町、El Pasoを通りました。

道の左が裕福なアメリカ、右が貧困メキシコとう具合にはっきりしてます。

El Grandeという川上が国境線なんですが、その対岸で麻薬絡みで毎日ドンパチしてるかと思うと残念です。


人事を心配してる暇もなく、自分の心配しないといけません。

国境警備隊の検問所が出てきました。

米:「米国籍か?」

日:「いやっ、日本人やけど」(学生の頃は米人と言って素通りしたこともありましたが、今は嘘がばれると厳しくなったので正直に)

米:「ほな、身分証明出してみぃ~」

日:「あの~、これしかないねんけど。。。」(財布の中からパスポートと永住権の縮小コピーを取り出し手渡す)

米:「あかんやろ、コピーなんか」(別部屋へ呼ばれたら難儀やな~)

日:「たまに財布なくすねんもん。。。」(子供っぽく)

米:「次はオリジナル持って来なあかんで、ほな行って」

日:「サンキュー」

これがアミーゴだったら連行されてたのだろうか。


この朝9時の時点で今日の目的地ダラスまではまだ800マイルもある、平均時速70マイルで走行しても12時間掛かる。

売主に電話。

「ごめん、多分夕方7時には着けると思うけど。。。」と嘘。

テキサスはデカイ。

走れど走れど砂漠の景色が変わりません。

次のサービスエリアは90マイル(150キロ)とかです。

ダラスまで150マイルというとこから先が雲(夕立か!?)で覆われてます。

案の定、雷が見えその内、雷雨になりました。

この時点で夕方5時半。

雨の中の積み込みもいやなんで、今日のダラスは諦めます。(でもその次のバイクの集荷時間も全部ずれるんで、スケジュール組みなおしが大変です。)

モーテルへ入って、ビール&バーガー片手にバイクの検索(仕事)。

大分酔っ払って、(明日はオクラホマということで)youtubeで同州出身のランディ・バースの懐かしい動画を見ながら涙してました。

「バース、感動をありがとう!」

0 件のコメント: